クレーシーズンもついにビッグイベントの時期になりました!最初のマスターズ・モンテカルロが開幕します。
春のハードコート2大会に参加できなかった、世界ランク1位のジョコビッチもこの大会で戦線に復帰してきます。
いよいよ盛り上がってくる中、世界ランク2位のアルカラス・過去11回の優勝を誇るナダルの両名は欠場を発表。誰が勝つか読めないこの注目の大会。気になるドローを早速見ていきましょう!
ドロー
シード選手
- N・ジョコビッチ
- S・チチパス
- D・メドベデフ
- C・ルード
- A・ルブレフ
- H・ルーネ
- J・シナー
- T・フリッツ
- K・ハチャノフ
- H・フルカッチ
- C・ノーリー
- F・ティアフォー
- A・ズベレフ
- A・デミノー
- B・チョリッチ
- L・ムゼッティ
雑感
個人的に注目している選手は、やはり世界ランク1位のジョコビッチですね。モンテカルロも過去に2度(2013、2015)優勝しています。
アルカラスとの世界ランク1位レースが激化する中、今回はそのアルカラスが欠場し、差を広げるチャンスです。ただ、一昨年はエバンス、昨年はフォキナにアーリーラウンドで敗退していて、あまりいいイメージがないです。
今年はその悪いイメージを払拭できるといいですね。
また、現在2連覇中の第2シード・チチパスも注目です。コートとの相性は非常に良く、今年も良い成績が期待できますが、全豪で準優勝して以降はロッテルダムR16・インディアンウェルズ初戦敗退・マイアミR16と芳しくない成績です。
アルカラスやナダルの欠場でライバルはかなり減り、3連覇のチャンスは広がりましたが、結果どうなるかは正直言って未知数だと思います。
昨年はベスト8まで勝ち上がり、今シーズン調子を上げているシナーも注目です。今年のクレーでも好成績を残せるのであれば、年末でのTOP10はほぼ固く、ツアーファイナル入りも全然狙える位置にいます。
その今年のクレーを占う開幕戦ですので、ここは非常に大事になってくると思います。
昨年の振り返り
ドロー(準々決勝~)
決勝ハイライト
振り返り
トップハーフは第1シードのジョコビッチを破った勢いで、ゴファン・フリッツ・ディミトロフの強者たちを次々と倒してきたノーシードのダビドビッチ フォキナが勝ち上がってきました。
ボトムハーフは2021年覇者のチチパスが2019年覇者のフォニーニをはじめとして、ジェレ・シュワルツマン・ズベレフといったクレー巧者たちを僅か失セット1で勝ち上がり、貫禄を見せつけます。
決勝もしっかりと格の違いを見せつけ、6-3 7-6(3)でチチパスが勝利。モンテカルロ2連覇を達成しました。この勝利がチチパスにとっての8つ目のタイトル、そして2つ目のマスターズタイトルとなりました。
意外とマスターズの連覇は最近少なくなっていて、一番新しいのはナダルの2018・2019年のカナダマスターズ連覇だったりします。
まあ連覇しまくっていたBIG4時代がおかしかっただけかもしれませんが…
まとめ
ということで、クレー最初のマスターズ・モンテカルロがいよいよ開幕します。
1回戦からデミノーvsマレーや、フォキナvsハチャノフといった面白そうな組み合わせもありますね。
注目はやはり久々の参戦となる世界ランク1位のジョコビッチがどのような戦いを見せてくれるのか。そしてチチパスの3連覇なるか、というところでしょうか。
アルカラス・ナダルの欠場は非常に残念ですが、それでもモンテカルロマスターズは非常に楽しみな大会になりそうです!
といったところで、今回はここまでです。また別の記事でお会いしましょう~
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