いよいよクレーシーズンの大注目イベント・クレーマスターズ2連戦が始まります!
1戦目はスペイン・マドリードで開催されるムチュア・マドリードオープンです。
注目を集めるこの大会ですが、過去5回の最多優勝を誇るナダルや、過去3度の優勝を果たしている世界ランキング1位のジョコビッチが欠場を発表。
バルセロナで優勝を果たし、勢いに乗っている昨年覇者のアルカラスは連覇を達成できるのか。注目のドローを早速みていきましょう!
ドロー
シード選手
- C・アルカラス
- D・メドベデフ
- C・ルード
- S・チチパス
- A・ルブレフ
- H・ルーネ
- F・オジェ=アリアシム
- T・フリッツ
雑感
やはり注目は第1シードで、昨年覇者のアルカラスの連覇があるのかどうか。でしょう。
昨年のアルカラスは第7シードで登場し、QFでナダルに6-2 1-6 6-3で、SFはジョコビッチに6-7(5) 7-5 7-6(5)で勝利。決勝ではズベレフに6-3 6-1で圧勝と、過去のチャンピオンを次々と倒し見事に優勝。
コートとの相性は非常に良いといえます。今年はこのアルカラスを止めれる選手はいるのでしょうか?
もう一人の注目選手は、第13シードのズベレフです。昨年はかなり強くいいプレーをしていましたが、全仏での怪我の影響で、最近は全く強さを取り戻していません。
昨年の600ポイントが失効すると、一気に25位前後まで落ちてしまい、また上がってくるのに相当苦労しそうです。
そのズベレフは4回戦でディフェンディングチャンピオンのアルカラスと対戦します。相当ドローは厳しそうですね。
それ以外にもトップハーフには第3シードのルードや、モンテカルロ覇者のルブレフ等、相当な強者が固まっています。誰がこの過酷なトップハーフを勝ち上がるのか、非常に注目です。
一方のボトムハーフは本当に読めません。順当にいけばチチパスが上がって来そうですが、ノーリーやフリッツ等の曲者もいます。混沌なボトムハーフになりそうです。
昨年の振り返り
ドロー QF~
決勝ハイライト
雑感
トップハーフからは第7シードのアルカラスが、過去5度の優勝を誇るナダル・過去3度の優勝を誇るジョコビッチをなぎ倒し、決勝へ進出。
ボトムハーフからは2018年、2021年の2度の優勝経験がある第2シードのズベレフが順当に勝ち上がり決勝へ、3度目の優勝を目指します。
試合は最初から最後までアルカラスのペースで進みます。ズベレフも強力なストロークで対抗するも、ハードヒットとドロップショットを巧みに使い分けるアルカラスに手も足も出ず、6-3 6-1でアルカラスが勝利。
自身2度目のマスターズタイトルを地元スペインの地で獲得したアルカラスは、一気にトップ選手としての地位を盤石にしましたね。
この時の衝撃を覚えている方は相当多いのではないでしょうか。これほど鮮烈な勝ち上がりを見せてくれる選手は本当にまれだと思います。
ますます今年の2連覇に期待がかかりますね。
まとめ
いよいよムチュア・マドリードオープンが開幕し、クレーマスターズ2連戦が始まります。
ジョコビッチ・ナダルの欠場から、アルカラスの連覇の確率は非常に高くなりましたが、トップハーフはクレーの猛者ばかり。果たしてこの過酷なドローを勝ち上がり連覇を達成することができるのでしょうか。
2週間にわたる長丁場。誰が栄冠を手にするのか、非常に注目しています!
というところで、今回の記事はここまでです。また別の記事でお会いしましょう~
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