芝のATP500大会も幕を閉じ、いよいよ来週からウィンブルドン!
最後の芝の前哨戦のATP250の2大会、マヨルカとイーストボーンのドローはどうなっているのでしょうか?
早速見ていきましょう!
【ATP250】マヨルカ【マヨルカ選手権】
ドロー
昨年の結果と雑感
2022年のマヨルカは順当にシードを守った第2シードのチチパスが芝巧者のベテラン、第5シードのバウティスタ アグートと対戦しました。
チチパスは第2シードながら芝は苦手としていて、ウィンブルドンでは2022年も込みで5勝5敗の成績。
対するアグートは初タイトルが芝で、ウィンブルドンも最高成績ベスト4。順位はチチパスの方が高いものの、アグートが優勢かと思われていました。
しかしこの試合はチチパスが勝利。6-4 3-6 7-6(2)のフルセットで試合を制し、初めての芝タイトルを手にしました。
そして、今年もディフェンディングチャンピオンとしてエントリー。今年は第1シードとして参戦します。
昨年のプレーができればまた2連覇があるかもしれませんが、なかなかの曲者が勢ぞろいしています。スヘルトーヘンボスで準優勝したトンプソンや、この芝シーズンでメドベデフ・フリッツというTOP10プレイヤーを倒しているマナリノ。
そしてATP500のハレで優勝したブブリクも参戦しています。チチパスのディフェンドはかなり難しそうですが、果たしてどうなるでしょうか。
【ATP250】イーストボーン【イーストボーン国際】
ドロー
昨年の結果と雑感
昨年の決勝は当時世界ランク14位だった第3シードのフリッツと、トップシードのノーリーを倒してきたノーシードのビッグサーバー・クレシーが対戦しました。
序盤はフリッツのリターンが冴えてブレークに成功するも、その後はキープが続きタイブレーク勝負へ。結果は6-2 6-7(4) 7-6(4)でフリッツが勝利。
2019年に続いて2度目のイーストボーン優勝を果たしました。
そんなディフェンディングチャンピオンのフリッツは、今年もトップシードとして参戦。2年連続3度目の優勝を狙います。
エントリーしているメンバーもマヨルカと比べると全体的にランキングが低く、芝を得意としている選手も少ないです。
個人的な注目選手はセルンドロとジャリーですね。彼らは自他ともに認めるクレーコーターだと思いますが、両名ともにクイーンズでTOP20選手に勝利しているんですよね。
まあ相手が芝苦手のチチパスと、最近全く勝てていないポールなので判断に困りますが、芝でも意外と勝てるなら更なるランクアップも狙えますし、どれだけ勝てるのか、あるいは勝てないのか注目しています。
あとは先ほども名前を上げましたが、最近全然勝てていないポールも気になりますね。年初こそかなり好調だったものの、クレーシーズンに突入してからツアー本戦レベルでは3勝7敗と散々な結果です。
昨年のイーストボーンではシナーを破っていたりするので、少し期待していたりします。
まとめ
ということで、今回はマヨルカとイーストボーンの2大会のドローを見ていきました。
両大会とも昨年のチャンピオンがトップシードとして参戦しており、タイトルのディフェンドに燃えていると思います。
ウィンブルドン直前ということもあり、参戦しているTOP20選手は3名だけですが、いろいろと注目している点はあります!今週も観戦が楽しみです!
というところで今回はここまでです。また別の記事でお会いしましょう~
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