ついに開幕する2023年グランドスラム第3戦!最も格式が高いといわれるウィンブルドンです!
今年のウィンブルドンは、日本人選手が4名も予選から上がり、本戦シードの西岡も入れて5名の日本人選手が試合に出場します!
また、今年のグランドスラム2冠を達成しているジョコビッチはここを優勝すれば年間グランドスラムに王手がかかります。
非常に注目度が高い今大会。早速ドローを見ていきましょう!
ドロー
トップハーフ
ボトムハーフ
トップシード勢
- C・アルカラス
- N・ジョコビッチ
- D・メドベデフ
- C・ルード
- S・チチパス
- H・ルーネ
- A・ルブレフ
- J・シナー
昨年の結果は?
ドロー(準々決勝以降)
決勝ハイライト
結果
昨年はロシアによるウクライナ侵攻の影響で、ウィンブルドンからロシア選手が締め出され、それに対するATPからの制裁で、ランキングポイントの付与が無いという前代未聞の大会になりました。
そんな中、過去6度・3年連続優勝を果たしている第1シードのジョコビッチは準々決勝でシナーに2セットダウンまで追いつめられるという場面はあったものの決勝へ進出。
荒れたボトムハーフを勝ち上がり、初めてのグランドスラム決勝を戦うキリオスと対戦しました。
これまでの対戦成績はキリオスからの2勝0敗。おまけにキリオスの得意な芝ということもあり、ウィンブルドン新王者が誕生するかと思われました。
キリオスはその期待に応えファーストセットを先取するも、ギアを上げた王者ジョコビッチに追いつかれ、4-6 6-3 6-4 7-6(3)でジョコビッチが優勝しました。
これでウィンブルドンは4連覇。更に7度目の優勝ということで、芝の王者フェデラーの最多優勝8回まであと一つとなりました。
また、これまで険悪と言われていたジョコビッチとキリオスの仲が、この決勝をきっかけに改善したようです。
本人たちの間でどういうやり取りがあったのかは定かではないですが、キリオスもこれほどの大舞台に立っていろいろと感じるものもあったのでしょう。
最近はけがで姿をあまり見ていませんが、またこの舞台に戻ってきたら面白そうですね。
優勝候補は?
N・ジョコビッチ
やはり優勝候補筆頭はなんといってもこの男でしょう。現役どころか、歴代で最強といっても過言ではない男。過去23度のグランドスラム優勝を果たし、ここウィンブルドンでも現在4連覇中のジョコビッチです。
今年優勝すると、あの芝の王者フェデラーが持つウィンブルドンの記録、最多優勝8回と、最多連覇数5と並びます。
そして、今年すでにグランドスラム2冠を達成しているので、ここを獲れば2020年に逃した年間グランドスラムに再びチャレンジすることができます。
かなりやる気充分で来ると思いますし、こういった状況でもしっかり勝ち続けてきたのがジョコビッチです。
今年のウィンブルドンはこの男を誰が止められるのかという戦いになりそうです。
C・アルカラス
忘れてはならないのは、現在世界ランキング1位・第1シードとして登場するアルカラスです。
昨年は4回戦でライバルのシナーに敗れ、芝での実力は疑問視されていましたが、今年の前哨戦、ATP500のクイーンズでは1回戦こそ苦戦したものの、それ以降は圧倒的な勝ち上がりを見せて優勝。
芝で初めてのタイトルを手にしました。
特筆すべきはその適応力で、芝での対戦数はこれまでわずか11試合。芝でのタイトル獲得までの試合数はフェデラーですら30試合以上かかっています。
間違いなくアルカラスは今現在も成長していっています。得意のクレーコートのグランドスラム・全仏ではジョコビッチに対して足を痙攣し、悔いの残る敗退を喫しました。
この芝で再び対戦し、リベンジを果たしてほしいですね。
J・シナー
個人的に注目している選手はシナーです。
先ほどからもちょくちょく名前は出ていますが、今の若手で芝に期待できるのはやっぱりシナーだと思います。
昨年のウィンブルドンでは、4回戦でアルカラスを下し、準々決勝ではジョコビッチをあと一歩まで追いつめる活躍を見せました。
ケガが多く、前哨戦のハレでは途中棄権をしてしまいましたが、身体が万全の状態であればかなり勝ち上がれる選手だと思っています。
特に今回はTOP8シードに入れているので、準決勝まであがってジョコビッチに昨年のリベンジを期待したいところです。
まとめ
というところで、今回の記事はここまでです。
大方の予想通り、ジョコビッチが優勝するのか、あるいは新チャンピオンが誕生するのか。
開幕が非常にたのしみですね!
また、予選を勝ち上がった4人の日本人選手にも注目です。特に初めてのグランドスラム挑戦で本戦行きを決めた島袋は、この大舞台でどんなプレーを見せてくれるのか。
目が離せませんね!
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