2023年クレーシーズンに向けて、前年2022年のクレーシーズンで稼いだポイントをまとめていきます!
ちなみに、現在のランキングポイントに反映されている分のみを一覧で出しています。
今回の記事では21位~40位の選手たちを紹介します!早速見ていきましょう。
1位~20位の記事はこちら
21位~30位
21位 ムゼッティ 1,840pt
世界ランク21位のムゼッティのクレーシーズンのポイントはこちら
- マラケシュ QF 45pt
- モンテカルロ R16 90pt
- バルセロナ R16 45pt
- マドリード R16 115pt
合計295ptですね。ムゼッティも昨年マドリードは予選からだったんですね。
7月のハンブルクの失効500ptに向けて、得意のクレーで少しでもポイントを積み増していきたいですね。
22位 ベレッティーニ 1,742pt
世界ランク22位のベレッティーニのクレーシーズンのポイントは0ptです。
昨シーズンのこの時期は戦線離脱していましたね。クレーでも全然強い選手ですし、しっかり参戦できればランキングをTOP10に戻してくることも考えられます。
23位 チリッチ 1,690pt
世界ランク23位のチリッチのクレーシーズンのポイントはこちら
- モンテカルロ R32 45pt
- マドリード R32 45pt
- ローマ R16 90pt
合計180ptでした。昨年の全仏はベスト4を達成し、現役ではBIG4を除いて唯一の全グランドスラムSF以上を達成しました。
全仏で720ptの失効があるので、今のうちになんとか補填しておきたいですが、最近戦線離脱しているので出場できるかどうかすら怪しいですね…
24位 ダビドビッチ フォキナ 1,580pt
世界ランク24位のフォキナのクレーシーズンのポイントはこちら
- モンテカルロ F 600pt
- エストリル QF 45pt
- マドリード R32 45pt
- ローマ R32 45pt
合計735ptです。モンテカルロ準優勝で一気に名を上げたフォキナは今年大きな失効を迎えます。ただ、最近ハードでの成績も安定していますので、得意のクレーだといい成績を残せそうですね。
意外とまだタイトルは獲得していないので、どこかで優勝も全然あると思います。
25位 キリオス 1,555pt
世界ランク25位のキリオスのクレーシーズンのポイントはこちら
- ヒューストン SF 90pt
1大会のみでしたね。キリオスはクレー苦手ですし、そもそも本人のやる気もないですのでまあ納得ですね。
今年も多くの大会をスキップすると思うので、これくらいのランキングで芝を迎えそうですね。
26位 ディミトロフ 1,485pt
世界ランク26位のディミトロフのクレーシーズンのポイントはこちら
- モンテカルロ SF 360pt
- バルセロナ R16 45pt
- マドリード R16 90pt
- ローマ R32 45pt
合計540ptですね。モンテカルロSFが大きい失効です。同世代の錦織やラオニッチらがじわじわと戦線離脱していっている中、地道に頑張っているので、なんとかランキング維持してほしいですが、どうでしょうか。
27位 コルダ 1,480pt
世界ランク27位のコルダのクレーシーズンのポイントはこちら
- モンテカルロ R16 90pt
- エストリル SF 90pt
- マドリード R32 45pt
- ローマ R64 10pt
計235ptです。コルダもクレーが無理な選手ではないですし、今シーズン序盤はかなり好調でしたが、今は怪我で離脱しています。そろそろ戻ってきてほしいですね。
28位 バウティスタ アグート 1,395pt
世界ランク28位のアグートのクレーシーズンのポイントはこちら
- マドリード R32 45pt
アグートも1大会のみですね。彼ももう34歳という年齢ですし、最近はめっぽう勝てなくなってきています。まあフル参戦できれば去年よりは稼げそうです。何とか踏ん張ってほしいですね。
29位 シャポバロフ 1,380pt
世界ランク29位のシャポバロフのクレーシーズンのポイントはこちら
- マドリード R32 45pt
- ローマ QF 180pt
合計225ptです。下部大会での加算が全くないので、そのあたりは稼ぎどころかもしれませんね。
ただ、最近全く勝てていません。どこかでまた一皮むけないと、このままずるずる落ちるだけです。なにかのきっかけで進化してほしい気持ちはあります。
30位 エバンス 1,345pt
世界ランク30位のエバンスのクレーシーズンのポイントはこちら
- モンテカルロ R32 45pt
- マドリード R16 90pt
- ローマ R64 10pt
計145ptです。スライスを多用するプレースタイルの割には意外とクレーもいけるんですよね。今年は3勝9敗とかなり不調ですが、そろそろ復活したいところです。
というか、このあたりのランク帯は最近不調の選手が多いですね…
31位~40位
31位 ザンツフープ 1,250pt
世界ランク31位のザンツフープのクレーシーズンのポイントはこちら
- ミュンヘン F 150pt
- マドリード R32 45pt
- ローマ R32 45pt
合計240ptですね。クレーどころか、全サーフェスいける選手です。唯一のツアー決勝はクレーのミュンヘンですし、意外とクレーが一番初タイトルに近いかもしれません。
32位 バエズ 1,170pt
世界ランク32位のバエズのクレーシーズンのポイントはこちら
- モンテカルロ R64 35pt
- エストリル W 250pt
- ローマ R32 70pt
- リヨン QF 45pt
合計400ptです。個人的に今年のクレーで一番注目している選手です。昨年はまだマスターズは予選からのランキングでしたが、今年はストレートインできます。体力的に非常に大きいですね。
今年もコルドバでの優勝もありますし、このクレーのどこかで1つは優勝しそうです。マスターズSFあたりも全然あり得ると思います。初のTOP30入りに期待しています。
33位 F・セルンドロ 1,140pt
世界ランク33位のF・セルンドロのクレーシーズンのポイントはこちら
- ローマ R64 35pt
- リヨン R16 20pt
合計55ptです。あれ、めっちゃ少ない…
セルンドロは結構クレーのイメージが強かったのですが、全仏前はそこまでポイントを稼いでなかったんですね。全仏後のバスタードとハンブルクで合計430ptの失効があります。
逆に言えば、今のランキングで得意のクレーに挑めるので、非常に有利だと思います。しっかりと稼いでほしいですね。
34位 西岡 1,093pt
世界ランク34位の西岡のクレーシーズンのポイントはこちら
- ミュンヘン R32 12pt
西岡も去年後半で大きくランキングを上げた選手です。昨年クレーはほとんど予選負けで幕を閉じています。
今年はストレートインできるので昨年よりは稼げると思いますが、クレーが超苦手みたいなので、大きくランキングを上げることはなかなか厳しそうです。
35位 グリークスポール 1,059pt
世界ランク35位のグリークスポールのクレーシーズンのポイントはこちら
- モンテカルロ R64 10pt
- ローマ R64 35pt
- ジュネーブ QF 45pt
合計90ptです。実は今シーズン13勝5敗で、最高ランキングも更新している好調の選手です。良くも悪くも全くクレーでの活躍は読めません。こういう選手が一番怖いですよね。
36位 シュワルツマン 1,025pt
世界ランク36位のシュワルツマンのクレーシーズンのポイントはこちら
- モンテカルロ QF 180pt
- バルセロナ SF 180pt
- マドリード R32 45pt
- ローマ R32 45pt
計470ptです。今年から急にガタが来てか、今シーズン3勝8敗(クレーでは0勝4敗)というなかなか悲惨な年になっています。
更に全仏での失効も180ptあるので、ここで踏ん張れないとTOP50どころか、TOP100落ちする可能性も見えてきます。なんとか耐えてほしいところですね。
37位 ルースブオリ 1,021pt
世界ランク37位のルースブオリのクレーシーズンのポイントはこちら
- モンテカルロ R32 70pt
- バルセロナ R16 45pt
- ミュンヘン QF 45pt
- ローマ R32 26pt
計186ptです。マイアミベスト8で一気にランキングを上げて、現在自己最高ランキングを更新中です。
正直彼も読めない選手ですが、クレーもそれなりにいける選手なのでポイントは積み増しできそうな気はしています。
38位 クレシー 1,016pt
世界ランク38位のクレシーのクレーシーズンのポイントはこちら
- モンテカルロ R64 26pt
- マドリード R64 35pt
計61ptです。典型的なサーブ&ボレーヤーなので、クレーでの適正はそこまで高くありません。本番の芝に向けて、ここはしばらくお休みモードかもしれません。
39位 シェルトン 999pt
世界ランク39位のシェルトンのクレーシーズンのポイントはこちら
- リトルロックCH SF 36pt
1年前のシェルトンはランキング400位~500位くらいでした。昨年後半から一気に頭角を現し、シンシナティR16・CH3大会連続優勝。そして今年の全豪QFと一気に花開きました。
本格化以降初めてのクレーでの参戦になります。適正次第ではさらに上を目指せるので、しっかりと勝ち上がってほしいですね。
40位 ケツマノビッチ 985pt
世界ランク40位のケツマノビッチのクレーシーズンのポイントはこちら
- ミュンヘン SF 90pt
- ベオグラード QF 45pt
- マドリード R32 45pt
- ローマ R64 10pt
合計190ptです。クレーでの成績は比較的良く、唯一のツアータイトルはクレーのキュッツビールです。
昨年もクレー前は60位前後だったのが、30位前後まであげています。今年も、最近ランキングを少し落としているので、ここで少し上げておきたいですね。
一覧表・雑感
失効が多いのはフォキナ・ディミトロフ・バエズ・シュワルツマンですね。
バエズに関してはここからが本番ですね。正直去年より全然稼げるんじゃないかと思っています。
ディミトロフ・シュワルツマンに関してはディフェンドは相当しんどいと思います。特にシュワルツマン。今シーズン1回もクレーで勝てていないというのがとても悲しいです。
やはり低身長ストローカーは年齢がくると、急にガタがきて勝てなくなるかもしれませんね。
ダビドビッチフォキナは、失効は多いですが意外と耐えるんじゃないかとも思えます。今シーズン非常に伸びている選手ですし、一時的にランキングは落とすと思いいますが、すぐに今の位置に戻って来そうです。
期待はやはりシェルトンです。初めてのATPツアーでのクレー大会でどこまで成績を残せるか、非常に注目しています。
といった感じで、今回の記事はここまでです。また別の記事でお会いしましょう。
1位~20位の記事はこちら
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