2023年全仏オープンもいよいよ後半戦!ついに準々決勝が開幕します。
今回は前半戦の結果と、準々決勝の対戦を見ていきます。果たして優勝を果たすのはいったい誰になるのか!?
早速見ていきましょう。
ドロー
3回戦まで
4回戦以降
準々決勝
(1) C・アルカラス vs S・チチパス (5)
https://www.atptour.com/en/players/atp-head-2-head/carlos-alcaraz-vs-stefanos-tsitsipas/a0e2/te51
昨年はベスト8まで勝ち残り、今年は世界ランキング1位として参戦しているアルカラスはここまで失セット1つという盤石な勝ち上がり。
準々決勝では第5シードで2021年全仏オープン準優勝のチチパスと対戦します。このブロックはシード同士の対戦となりました。
これまでの対戦成績はアルカラスが4勝で、チチパスはいまだ勝利を収めていません。クレーでは2022・2023年バルセロナで2度対戦しています。
相性的にも、実力的にも、今年の実績的にも、過去の対戦成績的にもアルカラスがかなり有利なように感じます。
ただ、チチパスは一度全仏で決勝まで進んでいるクレー巧者です。このまま負け続けるのも面白くないので、そろそろアルカラスに一矢報いてほしいところではあります。
いずれにせよトップシード同士の対戦です。アツい激闘を期待しておきましょう。
(3) N・ジョコビッチ vs K・ハチャノフ (11)
https://www.atptour.com/en/players/atp-head-2-head/novak-djokovic-vs-karen-khachanov/d643/ke29
ベスト8に残った選手の中では唯一、過去に全仏を制したことのある第3シードのジョコビッチはここまで全試合ストレート勝利です。
対するは第11シードのハチャノフ。昨年の全米、今年の全豪と2大会連続でベスト4に輝き、今大会もここまで勝ち残りました。
ハチャノフはあんまり目立ちませんが、実績的にはかなり良い選手です。全豪SF、全仏QF、ウィンブルドンQF、全米SF。マスターズ1勝にオリンピック銀メダルまで持っています。
対戦成績はジョコビッチから8勝1敗。唯一ハチャノフが勝利したのは2018年パリマスターズ決勝でした。それ以降はジョコビッチの7連勝中です。
全仏でも2020年4回戦で対戦があり、その時はジョコビッチがストレート勝利を収めています。
この対戦も正直何事も無ければジョコビッチが勝利するような気はしています。
ハチャノフが爆発するかどうかが勝負の分かれ目です。どうなるか期待して見ていきましょう。
(6) H・ルーネ vs C・ルード (4)
https://www.atptour.com/en/players/atp-head-2-head/holger-rune-vs-casper-ruud/r0dg/rh16
こちらもトップシード同士の対戦となりました。
昨年準優勝者の第4シード・ルードと準々決勝で対戦するのは今シーズンのクレー大会で非常に好調な第6シードのルーネです。
実はこの対戦は昨年の全仏の準々決勝でも実現しており、2年連続での対戦となります。その時はルードが6-1 4-6 7-6(2) 6-3で勝利しています。
過去の対戦はすべてがクレーでの対戦で、ルードから4勝1敗で大きく差をつけています。
ですが直近の対戦、ついこの間の2023年ローマではルーネが初勝利を収めています。
ルードはポイントディフェンドに向けての大事な1戦。ルーネはこれを勝つと初めてのグランドスラムベスト4となります。
どちらが勝ってもおかしくないこの対戦。果たして結果はどうなるのでしょうか。
(22) A・ズベレフ vs T・エチェベリー
https://www.atptour.com/en/players/atp-head-2-head/alexander-zverev-vs-tomas-martin-etcheverry/z355/ea24
昨年の全仏の準決勝で大怪我を負ってしまい、かなりランキングを落としてしまったズベレフは、この大会で再びその強さを戻し、勝ち上がってきました。
対するはベスト8に唯一残ったノーシードのエチェベリーです。エチェベリーはかなり好調で、ここまでの試合すべてストレートで勝ち上がっていています。
エチェベリーは今大会が好調というよりは、シーズン全体を通していい感じです。まだツアータイトルはありませんが、サンティアゴではフォニーニやセルンドロらを倒して準優勝。ヒューストンでも同じく準優勝しました。
レースランキングでも19位まで上がってきています。生粋のクレーコーターなので、この先に大きくランキングが伸びることは考え辛いですが、今後ツアーでの存在感が増してきそうな存在ですね。
両者の対戦はこれが初めてです。ズベレフも今大会かなり強さを戻しているので、順当にいけばズベレフの勝利に終わりそうですが、エチェベリーも怖い存在です。
意外とこの試合も注目している人も多いと思います。
まとめ
ということで、2023年全仏準々決勝のメンバーをまとめてみました。
残った8人の内5人は1~8シード。残った3人も直近グランドスラム2大会ベスト4・昨年全仏ベスト4・ノーシードで勢いのある南米出身クレーコーターという感じで、なかなか良いメンバーが揃ったのではないでしょうか。
今年2つ目のグランドスラムを制するのはいったい誰になるのでしょうか。決勝が待ち遠しいですね!
というところで今回の記事はここまでです。また別の記事でお会いしましょう~
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