2023年クレーシーズンの振り返り!ということで、このクレーシーズンで稼いだランキングポイントを集計してランキングにしてみました!
今回は、そのランキングTOP10を紹介します!では早速見ていきましょう。
クレーシーズンの大会一覧
まずは、今年のクレーシーズンで開催された大会一覧を見ていきましょう。
- 4/3~ 【ATP250】ヒューストン/マラケシュ/エストリル
- 4/9~ 【ATP1000】モンテカルロ
- 4/17~ 【ATP500】バルセロナ【ATP250】ミュンヘン/バニャルカ
- 4/26~ 【ATP1000】マドリード
- 5/10~ 【ATP1000】ローマ
- 5/21~ 【ATP250】ジュネーヴ/リヨン
- 5/28~ 【グランドスラム】全仏オープン
以上の12大会になります。
この約2ヵ月半にマスターズ3大会にグランドスラムまで開催されるかなり濃い期間ですよね。
では早速本題に移りましょう!
稼いだポイントランキングTOP10!
【10位】T・フリッツ【730pt】
10位はレースランキング9位につけているアメリカのフリッツです。内訳は以下の通り
- モンテカルロ SF 360pt
- ミュンヘン SF 90pt
- マドリード 4R 90pt
- ローマ 2R 10pt
- ジュネーヴ SF 90pt
- 全仏 3R 90pt
モンテカルロでは2連覇中だったチチパスを下してベスト4に入る活躍。その後も安定した成績で順調にポイントを稼ぎました。
フリッツはクレーはそこまで得意ではないタイプですが、これだけ稼げれば充分ですね。
【9位】J・シュトルフ【883pt】
33歳シーズンにして自己最高ランキングを更新しているドイツのシュトルフが9位です。内訳はこちら
- マラケシュ 1R 0pt
- モンテカルロ QF 205pt
- ミュンヘン 2R 0pt
- マドリード F 608pt
- ボルドーCH SF 60pt
- 全仏 1R 10pt
やはりシュトルフはマドリード準優勝が一番記憶に残っていますね。
史上初めてLL(ラッキールーザー)からマスターズ決勝に進むという歴史に名を刻んだ大会でしたね。それ以外にもモンテカルロでは予選からベスト8に進出しており、かなり充実したクレーシーズンだったと思います。
【8位】A・ズベレフ【1080pt】
8位からはいよいよ1000ポイントオーバーです。
ちなみに1000ポイント稼ぐとどれくらいのランキングになるかというと、現在世界ランキング39位のケツマノビッチが985ポイントですので、30位台に入れるくらいという感じです。
さて、それほどのポイントを稼いだズベレフのポイント内訳は以下の通りです。
- モンテカルロ 3R 90pt
- ミュンヘン 2R 0pt
- マドリード 4R 90pt
- ローマ 4R 90pt
- ジュネーヴ SF 90pt
- 全仏 SF 720pt
昨年の全仏で大怪我を負い、長期間戦線離脱していました。戦線に復帰してからもあまり勝ち上がれず苦戦していましたが、今年の全仏でようやくカムバックしてきましたね。
ランキングは23位となっていますが、シーズン後半は稼ぎ放題なので、再びTOP10に帰ってきてくれることを楽しみにしておきましょう。
【7位】D・メドベデフ【1280pt】
7位にランクインしたのは、まさかのメドベデフです。全くクレーコートがダメだったあのメドベデフがこんな活躍をするとは、いったい誰が予想したでしょうか。
そんなメドベデフのポイント内訳はこちら
- モンテカルロ QF 180pt
- マドリード 4R 90pt
- ローマ W 1000pt
- 全仏 1R 10pt
本番の全仏では一回戦で敗退を喫してしまいましたが、それ以外のマスターズ3連戦ではきっちりと結果を残しました。
特にローマではズベレフ・チチパス・ルーネといったクレーコートを得意とする実力者たちを下しての優勝です。今後はクレーでもメドベデフに警戒しないといけませんね。
【6位】S・チチパス【1380pt】
クレーマスターズ2勝、全仏オープン準優勝というクレーでは抜きんでた実績を誇るチチパスがここでランクインです。
内訳は以下の通り
- モンテカルロ QF 180pt
- バルセロナ F 300pt
- マドリード QF 180pt
- ローマ SF 360pt
- 全仏 QF 360pt
タイトルこそなかったものの、非常に安定した成績を残していますね。2連覇中だったモンテカルロで敗退を喫したのは少し痛かったですが、後半でしっかり稼いでレースランキングも4位につけています。
この安定感で芝でも活躍できると言うことなしですね。
【5位】A・ルブレフ【1420pt】
念願のビッグタイトルをモンテカルロマスターズで手にしたルブレフが5位にランクインです。その他の大会の結果は以下の通り。
- モンテカルロ W 1000pt
- バニャルカ F 150pt
- マドリード 4R 90pt
- ローマ 4R 90pt
- 全仏 3R 90pt
前半こそロケットスタートを切ったものの、マドリード以降は微妙な成績ですね。特に全仏でセカンドウィークに残れなかったのは痛かったですね。
とはいえ、ビッグタイトルを獲得したというのは大きな自信につながると思います。他のマスターズやグランドスラムもいつか獲得できるように頑張ってほしいですね。
【4位】H・ルーネ【1855pt】
昨年のパリマスターズから大きく躍進し、今年のクレーシーズンでも非常に存在感を示してきたルーネは、クレーシーズンで1800ポイント以上を獲得しました。
内訳は以下の通り
- モンテカルロ F 600pt
- ミュンヘン W 250pt
- マドリード 3R 45pt
- ローマ F 600pt
- 全仏 QF 360pt
クレーマスターズ3大会の内、2大会で決勝へ進出。間に出場したミュンヘンでは昨年に続いて2連覇を達成。全仏でも安定した勝ち上がりでベスト8進出と文句のつけようがないクレーシーズンだったと思います。
ランキングもキャリアハイを更新して、レースランキングでも5位につけています。このままいけば最終戦も視野に入ってきます。若手の躍進は見ていて楽しいですね。
【3位】C・ルード【2000pt】
昨年は全仏と全米二つのグランドスラムで決勝へ駒を進め、今年の全仏でも3度目のグランドスラム決勝へ進んだルードがここでランクインです。
- エストリル W 250pt
- モンテカルロ 3R 90pt
- バルセロナ 3R 45pt
- マドリード 2R 10pt
- ローマ SF 360pt
- 全仏 F 1200pt
エストリルでは優勝したものの、今シーズン初めから不調が続いていました。ローマから復調の兆しを見せ、本番の全仏に完全に合わせてきました。
全仏ではルーネを下した後に、ズベレフを一方的に撃破。クレーで2000ポイントを稼ぎ、レースランキング8位まで戻してきました。
昨年準優勝を果たした最終戦に今年も出場できるといいですね。
【2位】C・アルカラス【2265pt】
昨年の全米覇者、そして昨年末世界ランキング1位のアルカラスが2位にランクインしました。内訳は以下の通り。
- バルセロナ W 500pt
- マドリード W 1000pt
- ローマ 3R 45pt
- 全仏 SF 720pt
クレーシーズン唯一のATP500のバルセロナを制し、そのままの勢いでマドリードを2連覇。全仏では優勝候補筆頭として期待されていましたが、準決勝でジョコビッチに敗れました。
ただ、4大会しか出場していないもののこれだけのポイントを稼げるのはやはり流石ですね。芝ではどれだけ活躍できるのか楽しみですね。
【1位】N・ジョコビッチ【2315pt】
やはりこの男の横には【1】という数字が似合いますね。
ということで、最もクレーシーズンでポイントを稼いだのは現世界ランキング1位のジョコビッチです。内訳は以下の通り。
- モンテカルロ 3R 90pt
- バニャルカ QF 45pt
- ローマ QF 180pt
- 全仏 W 2000pt
前半はかなり微妙でしたが、本番の全仏にしっかり帳尻を合わせてきたのは流石としか言いようがないですね。
これで今年のグランドスラムは2連勝です。レースランキングでも4745ptで首位に戻りました。
今年稼いだ4745ptの内4000ポイントはグランドスラムで稼いでいます。本当にグランドスラム専用機みたいになっていますね。
年齢も年齢なので全ての大会に全力を出せるわけではないですから、しっかり要所を抑えて今後もポイントを稼いでいきそうですね。
まとめ
ということで、今回は2023年クレーシーズンで稼いだポイントをランキング形式で紹介しました。
いかがでしたか?今後もこういった気になる情報をまとめていきますので、もしよかったらまた見に来てください!
では今回の記事はここまでです。また別の記事でお会いしましょう~
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