2023年シーズンも気付けば最終盤。ヨーロッパのインドアハード大会での最後のATP500大会が開催されます!
今回はその2大会。ウィーンとバーゼルのドローを見ていきます。
ツアーファイナル出場枠は残り4名。この大会で出場を確定させる選手も出てくると思います!早速見ていきましょう~
【ATP500】ウィーン【エルステ・バンク・オープン】
ドロー
昨年の結果と雑感
昨年の決勝は、ハードコートのスペシャリスト・メドベデフとシャポバロフの対戦でした。
決勝までセットを落とさずに勝ち上がったメドベデフに対して、当時20位だったシャポバロフはファーストセットを先取します。
自身初めてのATP500タイトルに王手をかけますが、最後はメドベデフが地力の差を見せつけ4-6 6-3 6-2で勝利。自身15個目のタイトルを獲得しました。
今年も昨年覇者のメドベデフは第1シードで参戦します。
メドベデフはこれまで20ものタイトルを獲得していますが、それら全てが違う大会というほかに類を見ない経歴となっています。
その謎のジンクスを破ることができるのか注目ですね。
また、レースランキング5位のルブレフ・6位のチチパス・7位のズベレフ・12位のポールも出場しています。
圏内の選手は抜かされないように、圏外の選手は最後のパリマスターズに望みをつなぐために、一つでも多くポイントを稼ぎたいところです。
【ATP500】バーゼル【スイス・インドア】
昨年の結果と雑感
昨年の決勝はオジェ=アリアシムとルーネの対戦でした。
昨年末のルーネは本当に強く、ソフィアでシナーを下し準優勝。ストックホルムでノーリー・デミノー・チチパスを下し優勝。
そしてこのバーゼルでも決勝に勝ち上がり、3大会連続で決勝へ進出していました。
初めてのATP500タイトルを狙ったルーネでしたが、準決勝でアルカラスを圧倒したアリアシムがかなり仕上がっていました。
結果は6-3 7-5でアリアシムの勝利。2022シーズン4度目のタイトル獲得となりました。
昨年は惜しくも決勝で敗れたルーネは、今年は第1シードとして出場しています。
昨年のバーゼルの後にパリでマスターズ初優勝を果たし、ランキングも現在は4位まで上がっています。
昨年果たせなかったATP500タイトル獲得を今年こそは果たして欲しいですね。
レースランキングに目を移してみると、8位~11位のルーネ・フリッツ・ルード・フルカッチがエントリーしています。
出場できるかどうかぎりぎりのラインの4名がこのバーゼルに集結しています。
この大会の結果は大きく最終戦出場に関わりそうですね。
まとめ
ということで、今年最後のATP500大会のドローでした!
特にバーゼルは最終戦に出場できるか否かが大きく関わってくるので、しっかりと結果を把握しておきたいですね。
あとは、メドベデフやアリアシムの連覇があるのかというところも注目しておきたいポイントだと思います。
といったところで、今回の記事はここまでです。また別の記事でお会いしましょう~
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